なんで銀行に預金してるの?
こんなこと、今まで考えたことあります?
「なぜ、銀行に預金しているのか?」
将来のために、いざという時のために、貯金するものだ。
親がそうしろというから?
なんとなく、自然と、そんなもんだと思って銀行に資産を預けていました。
でもそれは、国民がそうするように国がコントロールしてたとしたらどう思いますか?
なぜ、私たちは貯金を美徳としているのでしょう?
きっかけは、昭和初期の太平洋戦争に差し掛かる頃のこと。
戦争にかかる莫大な経費を、国民の預貯金を使おうと政府が決めました。
国民に預金をさせるために、大々的なキャンペーンが始まり、国民は何らかの組合に所属させられることで、半ば強制的に預金せざるを得ない状況に追い込まれたのです。
今みたいに、テレビやスマホがある訳でもなく、たいした娯楽もなければ自由も少なかった時代に、お国のために何かすることで賞賛されることは国民の喜びだったのです。
お国のために預金をすることが美徳。
自分が我慢をして1円でも多く預金をすることが美徳。
こうして、日本人は預金が美徳という意識に支配されたのです。
お金が増える仕組み
お金は誰が増やしていると思いますか?
政府?日銀?
いいえ、民間銀行です。
民間銀行は、預かったお金の一部を日銀に預けなくてはいけないのですが、それが例えば1%だとして説明すると、、、
Aさんが、ある銀行に100万円預けたとします。
銀行は1万円を日銀に預け、残りの99万円は誰かに貸すことができます。
99万円を借りたBさんが中古車を買ったとして、99万円を手に入れた車屋さんがそれを銀行に預けます。
するとあら不思議、元々100万円預けたAさんは1円も使っていないので、その銀行の預金額はAさんの100万円と車屋さんが預けた99万、合わせて199万に増えました!
その車屋さんが預けた99万円。
また1%の9千900円を日銀に預ければ、残りの98万100円は誰かに貸し出すことができて、そのお金がまた巡って銀行に預けられればそれだけ預金額が増えるのです。
こうやって繰り返していくと、元々100万円だったのが、最終的には1億円に膨れ上がるのです。
銀行はこうしてお金を増やしているのです。
ってことは、私が持っているお金もあなたが持っているお金も、すべては誰かの借金だということになります。
国民が全員借金を返すとお金が消えると聞きますが、こういうことなのです。
日本のお金の9割はただのデータです。
日本中の預金を合わせるとどのくらいの額か知っていますか?
約1100兆円です。
でも日本中の紙幣を集めても約80兆円くらいにしかならないのです。
残りはデータです。1割紙幣があれば十分なんですね。
私も支払いはほとんどクレジットカード。
月に現金として使うのは4万円程度です。
現金、ぶっちゃけめんどくさいよね。
って思わないかな~?
ATM手数料、ばかばかしくない?
自分のお金を引き出すだけなのに、なぜお金を取られなくちゃいけないの!?
って思ったことありませんか?
振込手数料や送金手数料もなんでこんなに高いんだ!って思いますよね。
私が貰ったお給料を、引き落としの都合で主人の通帳に入れたいわけですよ。
モバイルバンキングとかでササッとやりたいところなんですけどね、振込手数料がかかったりして。
もったいないので、月に1度は銀行に足を運んで、まず自分の口座から一旦現金を引き出して、その現金をすぐに主人の口座に預け入れするという面倒なことをやったりするのです。
1円硬貨を作るのに1円以上のコストがかかると聞いたことありませんか?
それもばかばかしいですよね。
ATMの維持コスト、現金輸送の人件費やらセキュリティーやらで、年間2兆円かかるそう。ひょえ~!
銀行に預けるのはもう古いらしい
戦争中は預金が美徳とされました。
バブルの時代には金利8%なんて時代もありました。
100万円を1年間預けたら8万円ですよ!?
単純計算で12年預けたら倍になりますね(笑)
このくらい好条件ならよかったですが、今の時代銀行にただただ眠らせてても価値が下がるだけです。
物価が上がれば、日本円の価値が下がります。
例えば、月の給料が1万円だった頃、全額を預金したとしましょう。
あの頃は1万円で1か月過ごせたかもしれない。
でもその1万円を今使おうと思ったら価値が何十分の1にも下がってるわけです。
今、私やあなたが銀行に預けている預金も、数年後には価値が下がっているかもしれません。
今は投資の時代
眠らせておくだけなら、お金にお金を稼いでもらいましょ。
っていうのが今の時代の考え方。らしいです。
投資にも色々種類があるので調べてみるととても興味深いですよ~。
私はとりあえず仮想通貨に行きましたが、他の投資案件も面白いのでそのうち紹介できたらいいなと思います。